気になっている蕎麦屋さんがありました。
その名を 『
おいしい蕎麦の花ちゃん』 といいます。
長門と和田の分かれ道の手前、長久保にあります。
(写真の中の右手前は私が座ったテーブルが写りこんでいます)
正直、店の名前、店構え、外観、からいって、だいじょうぶかなあ・・・?と ちょっと思ってしまいそうでありますし、
店内も簡素なドライブインのような印象で、注文は食券式。
しかし、今までに店の見た目に騙されて懲りたことが何度あったことか!
はい、蕎麦は店ではありません。
こちら、
長野県花卉試験場が10年の歳月をかけて開発し、玉村豊男さんの提案によって「
信州ひすいそば」と名づけられたされた蕎麦を
10割で提供している店なんです。
単品ではわかりにくいのですが、一般の蕎麦に比べて
緑の色調が濃く、香りが高いのが特徴です。
10割で打たれた蕎麦は、どうしても切れやすく、みずみずしさが早く失われてぼそぼそした食感になることがたいていなのですが、
この『花ちゃん』の蕎麦は、10割とは思えない喉越しの良さと、それがほとんど最期まで保たれて、とても美味しかったのです。
我が家のお気に入りの蕎麦ランキング2位に浮上しました。 (ちなみに1位は『きこり』です)