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出会いと別れ

 山仲間 I さんの告別式がありました。
 93歳の大往生でした。
 86歳まで太郎山に登っていました。
  
 I さんは我が家の昔からの知り合いでしたが、
 あるとき太郎山に登り始め、
 健康にとてもいいから、と勧めてくれるようになりました。
 まず、母が登り始め、
 ついで父が、
 少し遅れて私が、最後にツレアイが、
 誘われて早朝登山を始めました。
 ツレアイが始めたのが1995年のことです。

 太郎山には同好会のような緩い「山の会」があって、
 春から秋まで、ひと月かふた月に一度、みんなで近郊の山に登る日がありました。
 I さんに誘われて私とツレアイが初めて参加したのは1996年4月。 
 翌5月、2度目の参加で太郎山の東隣、東太郎山を目指したときの写真が、山行写真の記念すべき一枚目になりました。

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 ビールやら、ウィスキーやら、日本酒やらを担ぎ上げて、山の上で宴会。
 居酒屋に集うような山の楽しみ方を、たちまち覚えてしまいました。
 私とツレアイが山にのめりこみ始めたのはそれからです。

 I さんや、特に親しくなった他の仲間と、あちこちの山にも行きました。
 谷川岳、赤城山、立山、瑞牆(みずがき)山、御嶽山、蓼科山・・・
 次々に懐かしい情景が浮かんできます。

 涙がほろりと頬にこぼれますが、
 私は笑顔で心の中で声をかけていました。

 楽しかったね!
 

  

 
 
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by kojo-no-mon | 2017-01-13 02:06 | 思い出 | Comments(0)